国立大AOで入ったら

AOで大学へ入学したら、その後の人生どうなるか?

1年の振り返り#1

そろそろ少しずつ2019年の振り返りを。

実家にいて長い記事を集中して書けそうにないので、いくつかの記事に分けて書きます。

 

 

振り返り方

実は今まで一年の振り返りをまともにしたことがありませんでした。

なので、やり方も全くわからなくて。

そこで、いろいろ調べて、以下の方法でやることにしました。

もし、1年の振り返りってどうやってやるんだろう、と悩んでいる人がいるなら、以下の内容を参考にしてみてください。

あくまでも自己流ですが。

 

  1. 今年チャレンジしたこと、新しく始めたことなどをすべて書き出してみる(どんな小さなことでもOK)
  2. 挑戦したことについて、その過程・結果と自分なりの評価(よかったか悪かったか)を書き出す
  3. それを俯瞰して、今年を一言で表してみる(これをやることによって、これから先振り返りを振り返るときに思い出しやすくなると思う。)
  4. 2のなかで、これから続けたいこととその理由、またはやめたいこととその理由を書き出す
  5. 今年、もしもっと時間があったとしたら何に時間を使いたかったか、またその理由を書き出す。→これを来年やるためにはどうしたらいいか書き出す
  6. 来年どんな年にしたいか一言で表してみる
  7. 来年の自分への手紙を書く(できたら、1月が終わった自分へ、みたいな感じで12個手紙を書きたいところではあるが、2020年が終わった自分へ、みたいな感じで手紙を書くのもありかな、と思う。ここはまだ未定)

 

文字に起こすとむつかしそうに見えるのかもしれないけど、割と楽しいです。

あ、あと、番外編としてはこんなこともやってみました。

  1. 心に残った言葉とその理由
  2. 今年の3大ニュースランキング

 

 

2019年を一言で表すと?

ありきたりな、すごく短い一言でいうと「変化」です。

もう少し具体的に言うと、

「今まで私が私だと思っていた私を全否定した年」

でした。

今までの「こうでなければ」「こうしたい」

例えば、教員免許を取りたいだとか途上国で働きたいだとか、

そういうものをすべてひっくり返して、自分をゼロにした年だったんです。

ゼロと言っても、19年積み上げてきたものをすべてなしにする、という意味ではありません。

いままでこの眼鏡で世界を見てきましたよ!

っていうその眼鏡を捨てて

新しい眼鏡探しの旅に出たイメージ。

 

2つの大きな変化

今年の振り返りをしていく中でわかったことがありました。

今までの私をゼロにする道中で、いろいろなことに手を付けては捨て、ということを繰り返していたということです。

その、「手を付けるか否か」の基準自体も、2018年までとは大きく変わった気がしています。

一言でいえば、

「正しい道かどうか」から「今やりたいことかどうか」への変化

といったところでしょうか。

その原因となった大きな変化が、以下の2つです。

 

  1. 環境の変化(住の部分)
  2. 人間関係の変化

 

住環境の変化

18年と少し住んでいた土地を離れ、初めての一人暮らし。

今まで蝶よ花よ箱入り娘よ、と育てられてきた(自分でいうのもなんですが)私にとってはすこし苦しいものでした。

これによって自分がすごく不安定になっていったことは否定できませんが、悪いことばかりではありませんでした。

家族のありがたさがわかって、素直に感謝の気持ちを伝えられるようになりました。

 

また、地元が大好きになりました。

「私は愛知県民だ!」

という、帰属意識的なものが自分の中にあるのだ、ということを、

そこを離れてから初めて強く意識しました。

「ここが私の帰る場所」と堂々と言える場所がある人間はどこまでも強くなれるのだ、

ということを、身に染みて実感しました。

いざとなったら地元に帰ればいい、と思えていたからこそ、広島でぎりぎりまで頑張れていたんだと思います。

離れてみて、私は強力なセーフティネットを持ってるんだな、と再認識したんです。

だからこそ、安心して自分の好きなように動けていたんだと。

これに気づけてから、大胆な決断を視野に入れることができるようになりました。

 

住環境が変わることで、失敗しても逃げ込める場所があることがわかって、選択肢の幅が広がりました。

 

 

人間関係の変化

たびたび話してきましたが、私は中高6年を30人余りの人数で過ごすという稀有な体験をしています。

非常に閉鎖的な空間でずっと過ごしていたんです。

それが、大学に入った瞬間にぶち壊されました。

そして、今まで全くかかわりのなかった・かかわりを避けていたような人とかかわるようになりました。

 

例えば意識高い系不真面目君のような人。

私は彼に出会って始めて「生き生きと授業をさぼる」ことを知りました。

こんなふうに、今まで全く知らなかった生き方を知って、

自分はなんて狭いものの見方や考え方に縛られていたんだ

と思うようになりました。

将来を真剣に考え、その将来のために常に多々石選択をしなければならない、と気張っていた自分がちっぽけに見えました。

ほかにもっと大事なことがあるのでは?

「正しい選択」は、私が思い込んでるだけで本当に正しいとは言い切れないではないか。

なら、正しさに固執しすぎる必要もないのでは?

そう、思えるようになったんです。

 

人間関係が広がったことで、今まで自分の中で絶対だった価値観が180度変わったんです。

 

 

このように、

  1. 住環境の変化
  2. 人間関係の変化

が、

  1. 大胆さ
  2. 価値観の変化

を生み、「今ほんとにやりたいこと」に手を伸ばすようになったんです。

多分、価値観が変化しても、セーフティネットの存在に気づけなければ、実際にその価値観を行動に移すことはなかった。

逆もしかりで、セーフティネットの存在に気づいていても価値観が昔のままだったら、セーフティネットは出番なく今まで通り「正しいであろう道」探しに躍起になっていた。

ということです。

 

 

 

 

 

今日はこの辺で。

次は、この変化が生み出した「2019年の挑戦一覧」でも書こうかなと。

またね。