国立大学AO受験体験記 ~9月中旬から10月初旬~
オープンキャンパスが終わりましたね。
今回のオーキャンで、AO受験を決めた人もいるのではないでしょうか(いや、きっと受ける人はもっと前から決めているはず)
AOで入った友達のもとに、どんな対策してたんですか~?みたいな質問が来ていることを知ったので、少しでも参考になれば、と思い、自分の受験体験の整理を再開しました。
ちなみに、AO受験決めたときの話はこちら。
今回はもう少し踏み込んで、1次試験の書類づくりメインで書いていこうと思います。
どうぞお付き合いください笑。
協力してもらった人
担任
一番原稿を見せるのにハードルが低かったというところ。
国語の先生だったというのもある。
私がAOのために、いろんな先生に「協力してください!」って言いに行っていたのね、全然授業持ってもらってなかった先生とか。
実は担任が私のいないところで、いろんな先生に頭を下げてくれていたらしい。後で、別の先生に、「あなたの担任が必死に頭を下げてたからやろうと思ったんだよ~ちゃんとお礼を言いなさい」と言われて初めて知った。
英語の先生(2人)
1人の先生は、中学1年生の時からお世話になっていた先生。私が広大を目指したときからずっと応援してくれていた先生。
もう1人の先生は、高校3年生の時からお世話になっていた先生で、本当に出会ってすぐ、という感じだった。なのにすごく力になってくれた先生。
私が1次試験の時に特にお世話になった先生はこの3人の先生かな。
同級生(多数笑)
がっつり添削手伝ってもらった人、
一緒にAO受けててライバルみたいな感じで「あいつが頑張ってんだから負けられねぇよなぁ?」とメラメラさせてくれた人、
逆に一般入試一本で頑張ってて「私もちゃんと一般と両立させなきゃ」と思わせてくれた人、
毎日お昼ご飯食べるときとか雑談ばっかして、入試の話しないでいてくれて、リフレッシュする時間をくれた人、
本当にクラスメイトに恵まれたなぁという感じ。
ここに書いた人誰一人かけても私はがんばれなかったし、感謝しかない。
一次試験は、こんなメンバーに助けられながらの対策でした。
書き直しの日々
一次試験は、書類作成がメインだったから、
対策の仕方としては、
- ドキュメントで同級生と話し合い
- できたものを印刷して先生に持ってく
- 先生のダメ出しを同級生にもっていって、一緒に考えてもらう
みたいな感じで続いていきます。
…と以前書いたけれど、本当にその通りです。
1日のスケジュールとしては、朝起きて学校行って、それが終わってから一般の勉強本当に少しだけして、夜AOやって…という感じです。
先生に書き直したやつを持って行った日は、AOのことはやれないので、一般の勉強していたかな。
大幅改革、私に足りなかった視点(9月18日)
英語の先生に添削していただくことになりました。
私的には結構いい感じでできたんじゃないかって意気揚々と持って行って、最初に言われたひとことが忘れられません。
「結局何したいのかよくわかんない」
いやマジで撃沈。泣いたもん。
その先生が言うには、以下のことが足りていなかったらしい。
- やりたいことがばらばらに見える、一貫性。
- 入学してからの学習計画が曖昧過ぎるのでは?広大じゃなきゃいけない理由。
- あなたの強み、売りは何?あなたを合格させたいって思わせるもの。
なので、最初から書き直す勢いでメスを入れていきました。
じゃあ、どんな風にメス入れた?という話。
私は、途上国支援にも興味があったけど、中学の時の理科の先生の影響で広大を目指したということもあって、理科の教員にもなりたいと思っていた。(今は…笑)
だから、どっちの内容も削りたくなかった。
「理科教育を通して途上国支援を行う」というのは捨てたくなかった。
だから、「理科教育のどの要素が途上国支援につながるのか」ということを考えた。
主にあたった資料は、JICAのサイトや、広大で理科教育×途上国をテーマに論文を書いている先生がいたから、それを読んだり。
あと、指導要領とか読んで、理科教育って何?ということも考えた。
あ、それから、SDGsを1個ずつみて、使えそうなところを全部ピックアップしたかな。
で、まあそれっぽい理由を考えて文章にした。
あとは細かいところを詰めていって、最終的に書類が完成したのは9月30日。
出来上がり(10月4日)
そこから清書をして、完成したのが10月4日。
私のAO人生は幕を閉じた…ように見えた笑。
これからAO受ける人へ
合格発表前日にね、書いてた言葉が個人的にすごく好きだったから最後に載せとく。
私と一緒に悩んでくれた人、私と同じことで悩んでる人がきちんと私の悩んでることを知ってくれたうえで慰めてくれて、いつまでも追いかけたい背中でい続けてくれる先生もいて。
この人たちがいなかったらとっくの昔にあきらめてた。
やり切ったって人生で思えることって少なくて、どれだけやってもきっとああすればよかったと後悔して。
そもそも選択肢が2つあったら、どっちかを選んだときもう一方を選んでおけばよかったと思う時があるに決まってる。
一番大事なのは、「もう一方の選択肢を選んでいたらなれていたはずの自分」に対して、どれだけ胸を張ることができるか、
こっちを選んだからには、向こうを選びたかった自分の上をいかなければいけない、
それが何かを選ぶってことで、選んだものが背負うべき責任とか重圧なんだろう。
「これでよかった」と思えるだけの何かを手に入れることができたか。
成長することができたのか。
今はわからないし、わからなくていいとも思う。
むりやりにでも、何か意味があったのだと思わなければ、いったい誰がこの行動に、この選択に意味を見出してくれるのか。
自分を卑下するってことは、あれを完成させるために私を支えてくれた人全員を侮辱する行為に他ならないわけで、だから私がしっかり前を向いて歯を食いしばってすべてを背負って泥だらけになりながら、はいつくばってでも前に進まなければいけない。
今はただその覚悟を決めるときなのかなと。
周りが一般の準備バリバリしてる中で、AOやるのってすごく大変だし、毎日毎日「これでいいのか、こんなことしてていいのか」って思うこともあると思う。
結果が出なかったらって不安になるだろうし。
でも、自分がこの道で行くって決めたんなら、突き進むしかないよ。
自分を信じれなくなった時は、自分の周りにいて「あなたならできる」って言ってくれる人を信じてみればいいし、
頑張ってるってことをちゃんと見てくれてる人もいるし、相談に乗ってくれる人も必ずいるから、
諦めるのだけはだめ、今までの努力が全部無駄になっちゃう。
強く願えば必ずかなうよ。
次は2次試験の対策方法をまとめようかなぁと思います。
気が向いたら、ね笑
またね!