努力した自分を褒めることができたらいいのに
妹から連絡が来ました。
「漢字検定の点数、自己採点したらボーダーに届いてない!5点足りない!」
妹はこれが2回目の受験。
高校一年生で高校卒業程度のレベルにチャレンジしてるんだから、それだけでもう十分なのですが。
そんな妹を私はすごく誇りに思ってるしね。
実は私も、中学生の時漢字検定2級チャレンジしてるんです、2回。
でも、一回目は落ちたんですよね。
まあ、いけるだら~という慢心。
あと数点!っていうところで。
受験料高いし、プライドも高かった私は「なにくそー!」となって、
2回目、中学3年生の1月とかで180点とか取ってやっと合格したという。
妹の中ではそれが引っかかってるようで、
「お姉ちゃんは中3で受かったのに…やっぱ私馬鹿だ…」
みたいな思考になってしまうらしい。(というのを以前母から聞いた)
しかもね、言うんですよ、妹が。
「全然勉強してなかったしねー、しょうがないか!」って。
いや、絶対そんなことないじゃん、と。
私が家にいるときノートに何回も漢字練習してたじゃん。
で、思い出した。
私もよく使ってたな、「全然勉強してないから!」みたいな言葉。
だって、勉強して落ちるとか恥ずかしいもん。
そのときの、なんか自分をすごい責めてしまう気持ちを思い出して、すごく悲しくなった。
いいんだよ、勉強したけど落ちたって言っても。
過程を見てる人も、評価してる人もいるよ。
結果が出なくたって、努力した自分をほめていいんだよ。
あんまり気負いすぎないでいいんだよ。
もっとのびのびやればいいんだよ。
自分が本当にやりたい!と思ったことをやっていけば、いつかそれがどっかで活きてくるんだよ。
そうやって伝えたいけど、文字じゃ全部陳腐になってしまう気がして、結局何も気の利いたことも言えず。
それに、結果を出したい!って思ってしまう気持ちも、
誰かと比べて落ち込んでしまう気持ちも、
それでも明るくふるまって気にしていないふりをしたくなってしまう気持ちも
全部理解できてしまうから、余計に何も言えなくて。
ああもどかしい。
どうしたら、妹の力になれるんだろう。
どうしたら。
シスコンじゃないです。
またね!